Partners Interview

パートナーズ インタビュー

TOP>インタビュー>飲料工場のタンクの劣化・性能低下をラスタッフ製品が解決

2025.02.13

飲料工場のタンクの劣化・性能低下をラスタッフ製品が解決

西華産業株式会社様
お話しをうかがった方:食品機械部長 碇屋 信様(TOP写真 左)
聞き手:アクセス代表取締役 東 剛(TOP写真 右)

西華産業株式会社
本社:東京都千代田区丸の内三丁目3番1号(新東京ビル)
https://www.seika.com/

西華産業様は、電力会社をはじめ、石油、化学、製鉄、食品等の顧客向けプラント設備や電子・情報機器の提供を通じ、社会と産業を支えている機械総合商社です。アクセスでは西華産業様と連携し、ラスタッフ1100シリーズおよび2100シリーズを使った補修・コーディング工法で、大手飲料メーカーの屋外タンクジャケット部の補修工事に継続的に携わっています。

長期間稼働するプラントの補修ニーズに対応

《東社長》改めてになりますが、西華産業様について、そして食品機械部の事業領域について教えてください。

《碇屋様》西華産業は1947年の旧三菱商事の解散にともなって設立されました。三菱重工の火力発電事業の一次代理店として、西日本の各電力会社向けに設備・保守サービスを提供することからスタートし、現在は「エネルギー」「産業機械」「プロダクト」の3つの事業で幅広い産業分野に貢献しています。
私が所属する食品機械部では、食品・飲料業界のお客様をサポートしています。新しい工場を建てることはもちろん、既設の設備のメンテナンスも重要な仕事です。

《東社長》当社はもともと西華産業様の電力関係の部署と取引があったのですが、20年ほど前に食品機械部ともお付き合いが始まり、大手飲料メーカー工場のタンクジャケットの補修工事を担当させていただきました。

《碇屋様》屋外に設置された貯蔵タンクは結露しやすく腐食も起きやすいものです。さまざまな塗材を試した結果、ジャケット内冷媒の漏れを止めることができたのは、アクセスさんのラスタッフ製品だけだったと聞いています。これはタンクや鋼材の防食に効果的だということで、全国各地にあるお客様工場で同様の補修工事を行うことになりました。今もその途上で、これからも継続して取り組んでいくことになりますね。

《東社長》ありがとうございます。ラスタッフ製品が採用に至るまで2~3年かけてさまざまな試験を行い、あらゆる条件で性能が確保できることを確認しましたし、当然コスト面でのメリットを出すことも意識しました。

製品の優位性+高い施工品質

《碇屋様》実際、アクセスさんが20年前に初めて補修工事を行った工場では、発錆などのトラブルはいまだ発生していません。製品の良さはもちろんですが、アクセスさんは工事の品質の面でもお客様から高い評価を受けています。飲料工場には巨大なタンクが密集しており、区画ごとに段階的に工事を進めていくことになります。区画外のタンクには飲料が貯蔵されていますから、施工時は細心の注意を払わなければいけません。アクセスさんはそういった工程管理や安全管理、環境への配慮に非常に長けている印象があります。

《東社長》当社は全国に営業ネットワークがあり、施工に関しても認定制度を設けて品質を担保しています。プラントではさまざまな制限があって設備の入れ替えが難しいケースが少なくありません。そうした課題の解決策として、当社の製品や技術をお客様に提案していただけるのは本当にありがたいことです。

Win-Winの継続的なパートナーシップを構築

《碇屋様》東社長がおっしゃるように、既設設備の補修というのはまだまだ開拓していける分野だと思っています。単純に錆を止めるだけなら一般的な塗料で事足りるかもしれません。しかし多少コストアップしても、長期的な対策をしたいというニーズは必ずあります。そういった需要を掘り起こしていくのが当社の役割ですし、アクセスさんには技術面、品質面を担保していただくことを期待しています。

《東社長》お互いにメリットがあり、お互いが利益を上げていけるようなパートナーシップが理想的ですね。人も製品もさらにレベルアップして、西華産業様、そしてその先のお客様に喜んでいただければと思います。ぜひまたお客様先に同行させてください。

《碇屋様》東社長とは一緒に富山マラソンに出場するなど、ビジネス以外でも親しくさせていただいています。

《東社長》碇屋様は完走しましたが、私は残念ながら途中リタイアしました。ビジネスと同じで、次の機会にはぜひ一緒に走り切り、良い結果を出しましょう(笑)。